toshimichanの日記

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2021-07-21から1日間の記事一覧

淑女

人としての寛容さ暖かさ 女としての所作の美しさ 育ちの違いなのか 持って生まれた資質なのか オーラが穏やかで芳しい 男として いや、 小汚ない虫けらおやぢとして 恫喝にすら値しない 馬鹿さ加減 窘める言葉に 心地良い嘲笑が窺える 美人としか言い様のな…

一刀両断

女のウソには 聞き流す余裕を 女の強がりには 遠回りして労りを 女の見栄には お付き合いを 女の涙には 花束と強めのハグ 女の謝罪には 寛容さと頭ポンポン 女の怒りには ピアスやリングで そんな女と別れる時は 鋭い日本刀で一刀両断に 秒前までを普通の日…

バレンタイン

んーん、どうすれば良いんだなんか返事するべきなのか?でも、チョコレートを貰っただけだし好きとか付き合いましょうとか言われたわけじゃないしてか、あの娘とはあんまり話しをした事なないよなそう言えば、フルネーム知らないやえっと、誰が知ってるかな…

あっさりとした愛 2

諸事情により結婚が出来ず、結婚なんて出来ないと諦めていた頃にポツンと現れたのが家内だった。特に結婚など意識せず、なんとなく、気が付けば傍に居る。友達同士の集まりとかでも、何となく、いつの間にか隣にいてニコニコと話しをしている。滅茶苦茶に話…

あっさりとした愛

「愛してる」と言う、陳腐な言葉がある。勿論、愛なんか目に見える様な実態などない。だけど、自分の気持ち、心には、確実に実在感のある感情。一方、愛しています。の、言葉を手向けられても、自分の心には、その度合いや実感は、なかなか瞬時には、伝わって…

過去は語らず。

過去の話しはザックリとしか話さなかった。家内にも彼女にも、過去の彼女にもそれ以前の過去は、話して来なかった。例外は一人だけいたけど、彼女は特別で別格だから、自分の記憶の全てを語った。 だって、女って、今を大切にするよね。これからの二人を観て…

雪雲

空の端っこに、青空を汚す様な黒く重たい雲が俺の気持ちを汚してる。 ポッカリと取り残された中途半端に欠けてる月が俺を見下ろしていやがる。 だからと言って、このまま家路に着ける分けではなかった。 何時も、このタイミングなんだ。仕事を定時に上がり、…

海原の小舟

全身が、性感帯になってしまう女の性(さが)は、果のない大海原で荒波に揉まれる小舟に似ている。 俺の、鋭い鞭の一振りに全身を委ね、襲い来る荒波にも似た激痛に跳ね上がり、うねりながら何度も震えながら揺れる。 かん高い悲鳴を上げ、船体を軋ませながら…

やっぱりね。

鋭く尖った切先を輝かせている 貴方の言葉に怖れていた。 どんなに固く必死に閉ざした 私の心でも いとも簡単に突き刺して しまうのでしょう。 もしも、貴方に少しでも 躊躇える気持ちがあるのなら 私の眼差しに気付いて欲しい 貴方に向けられている この恐…

何が楽しかったの?

繋いだ手の平の指が 時々、 強く握り締めて来る事がある。 俺は、無意識に何も考えずに 握り返してたけど、 ふと、どうして? って、疑問に思った。 特に、 離れそうになる訳じゃなく 会話に変化が生じている時 でもないのに、 時にはぎゅーっと、 指先に力…

片ちんば

おっぱいってさ 左右の大きさが 違う人って結構いるよね。 一般的に何故か 左が大きい様な 気がしてるんだけど、 そう感じてるのは 俺だけなのかな? かなり前なんだけど、 ちょっとした知り合いの 女性と成り行き上で、 付き合ってた事があった。 その彼女…

逃げ出すには、、、

いつかきっと他に誰かが現れるよ その傷を癒せる相手は絶対に居る なんて励ましの言葉を俺は言えない 深く心に刻まれた 大切に美化されてしまった 想い出に勝る人なんて 何処にも居やしない それが例え想い出の 本人だったとしても 抱いている想いを超える事…

かさぶた

かさぶたになり掛けの半乾きの傷口。 濃紫色の荒廃したハート型双曲線の先端がボロボロと剥がれ落ちても痛みすら感じやしなかった。 目の前を日常が平然と過ぎ去って、何時もの暮らしに呆然と乗って、 巻き起こした事件から遠ざかっていたんだ。 何かが足ら…