toshimichanの日記

ブログの保管所

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

女の怖さ

最初に女の恐さを知ったのは、中学一年の夏だった。 小学時代の同級生に告白されて、断った。 小学生の頃は仲良く親しかった友達だったが、顔はお世辞にも可愛いくはなく、いわゆるブスと呼ばれる部類に属していた。 俺に取っての彼女の存在はあくまで、同じ…

鞭の行方

振り下ろした鞭が的確に 両脚の中央の柔らかい肉に ヒットする。 重く鈍い音が響くと同時に 耳を裂く叫び声、飛び散る愛液 丸まる女体。 両手で秘部を押さえ 床を転げ回り痛みを受け止め、 味わっている。 激痛に歪んでいた表情が 次第にとろけて、 俺の顔に…

サディスト

昂ってしまっている彼女の性欲を 修めるのは、並大抵の仕事では 済まない。 和物のシットリとした縄や鞭の女優に 配慮された手加減が伺えるSMとは 違う、ガチで痛め付ける残虐な拷問に 苦しみ悶える女の恍惚した表情や姿に 自らの躰をラップさせてしまってい…

ランウェイ

真っ白なブラウスに ふわりとした、 長いフレアースカートを履いて、 なぜにテレビの前に立ちはだかる? どけっ!見えない! 指先で少しずつ、 スカートを摘まみ上げて、 横を向く。 テレビの音が空しく流れる前で、 始まった、俺への挑発。 膝が見え、太股…

鞭と理性

優しさと理性を粉々に打ち砕く、 美しく乱れる肢体。 妖艶に悩ましく イキ狂う痙攣の嵐。 激痛にもがいているのか、 快楽に酔いしれているのか、 もはや俺にはどうでも良い。 俺の使い馴れた躰が、 ただひたすらに、 壊したい傷付けたい。 そうする事で、 何…

元気の元

女は抱かれ続けていなければ、 その真価を現す事ができない。 身のこなしや歩き方にも、 日常の抱かれ方の仕上がりが 表れる気がする。 抱かれている女の所作には 色気が纏われている。 夜に磨かれている女は 昼間にその輝きを醸し出す。 しかも、夜の満足度…

魑魅魍魎

こんな男になりたかった訳ではない。 さりとて、大きな岐路に立たされて迷った覚えもない。 選ぶして選んだ道を辿って歩いて来たら、こんな男に成り下がってしまっていた。 何処でどんな選択を大きく間違った訳でもなく、幾つもの小さな岐路を少しずつ歪めて…

沈黙

長い沈黙が二人の間に、 薄い氷の皮膜を 作ってしまっていた。 僅かな言い訳を 投げ掛けたとしても、 その薄い氷を砕くだけの 語彙力を持たせる事など 出来はしない。 だけど、 言わなければ、 分かっては貰えない。 言葉にしなければ、 何も伝わらない。 言…

10分間

その涙の訳を俺は聞けない。 聞いてはいけない、 もしも、聞かされたら 俺は、ここには居られなくなる。 10分後の俺は、 君の肩を抱いて隣に座って 慰めているんだろうか。 だって先に君が言い出したんだ 昨日の出来事 食事の仕方が汚いってさ、 やる事な…

沈黙

長い沈黙が二人の間に、 薄い氷の皮膜を 作ってしまっていた。 僅かな言い訳を 投げ掛けたとしても、 その薄い氷を砕くだけの 語彙力を持たせる事など 出来はしない。 だけど、 言わなければ、 分かっては貰えない。 言葉にしなければ、 何も伝わらない。 言…

別れの言葉選び

自分を許せなくて、 握り締めた拳を振りかざす。 どんなに言い訳並べても、 自身を納得させられない。 選んで吐いていた言葉の筈が、 自分に酔って調子に乗って、 鋭さを増して纏って刺して、 返り血を浴びるまで、 何故気付かずに 刺し続けてしまったのか。…

LINEの女

リビングの隅っこで 私は独りぼっちで縮こまり、 淋しくて淋しくて 泣いてます。 貴方の匂いが残るシャツを着て、 貴方の座ってた座布団の上で、 貴方がこの部屋に確かに居た証に 囲まれながら、泣いています。 今日も俺が、 解消しなければならない 我が儘…

悪企み

咥えたたばこに サッとライターの火が灯る。 テーブルにスッと灰皿が置かれる。 グラスの雫を丁寧に細やかに、 気遣って拭う。 ソファーの直ぐ横に座って 膝に手を置くのは、 止めてくんないかな。 なんだか、 金を取られそうじゃんか。 てかさ 俺の振り込ま…

虫の季節

ミンミン蝉ってどうして あんなやけくそに鳴くんだろう 蜩はなぜ悲しそうに鳴くの 夏の景色を彩る蝉達の音色に 混じって もう赤とんぼが飛んでいた 人の暮しが歪んでも 虫達は確実に季節の移ろいの中に 生きている 俺の心情なんかには全く 関係なく彼らは自…

語り掛け

女の大きく開かれた脚の中央が直ぐ目の前に晒されていた。 綺麗に手入れされた恥丘が、ぽっこりと盛り上がり、素肌の艶やかさを誇示しているかの様にそびえている。 その下へ流れる肌は、粘膜に変化をして複雑に、そしてイヤらしく形を織り成すのだった。 俺…

ミニスカート

ミニスカートってさ、 いったいどの位の年齢まで 履いてるのかな? 本人の意識次第なのかな? スタイル次第? 単純に好きだから履くのかな? 後ろ姿がめっちゃ素敵で、 おっ!と思ったけど、 前を拝見してがっかりって、 男性諸氏は絶対にあるよね。 それで…

痣と弛み

夜明け前の中途半端な月灯りに 照されて、二人の体が重なり合う。 縺れ絡まり激しく休む事なく 動き続ける。 あれ?私イケないや、 充分に気持ち良いのにな。 なんか今日のお前は、 弛い気がするけど、 どうかした? そんな分けないじゃないよ 失礼な事を言…

言の葉

見慣れた綺麗で丁寧な文字が並んでる。 書き著しているのは二人の生活の出来事。 君らしい視点が俺を視ていた日常は、 なんて純粋な真心に包まれていたのだろう。 俺はどうして、こんなにも溢れていた愛を棄てられたのだろうか。 手を伸ばせば指先が斬れてし…

性欲の破壊力

唇が指の根元をふんわりと 包み込んでいる。 指に絡み付く柔らかくて 温かい舌先が、 丹念に密着して来る。 上目遣いの瞳が 真っ直ぐに俺を見詰めて 表情を伺っている。 いきなりの暑さに見舞われ、 分けの分からないウィルスの 蔓延している中を、 久し振り…

影武者

俺はまだ彼女を斬れずにいる。 最初の一撃からは、 もう、 一年以上は経ってしまっている。 こんなにも長い 太刀合いになるなんて 思ってもいなかった。 立ち眩みがして来て、 足元も危うくなっている。 息切れがして、 気合いが入らない。 やっぱり若さには…

夜虹

半分明るい夜空に、 煌々と耀く満月が 酷く淡い虹の半円を 浮かび上がらせていた。 風のない浜辺で、 ありのままの恋心を 素直に真っ直ぐに 投げ付けて来る女。 告白と呼ぶのには、 余りにも唐突で、 前触れがなく、 いきなりに赤裸々だった。 息の掛かる様…

それもあなたです

それもあなたです そんな窮地に立たされながら そんなふうに考えて その様に振る舞っているのも それも、あなた自身の 「人」そのものなんです 認めましょうよ それもあなたの一面なんですから 逃げずに 受け入れましょうよ それを否定したり そこを拒絶した…

なんだろう?

なんだろう? ここ数日間、年度変わりの慌ただしさもあって、この携帯と向き合う時間が余り持てなかったんだ。 勿論、携帯を開いて、好きな方々がアップされている記事や画像を堪能させては頂いてはいたのだが、 それでは、と 自分で何かを書こうと思う意欲…