知らなかった。
分かっていなかった。
そして、少し驚いていた。
私の知らない、
私が、
貴方の中にいた。
どんな風に私は変わるんだろう。
そうじゃない。
どんな自分が、
現れるて来るんだろうか。
どんな自分に、
なってしまうのだろうか。
貴方の色に染まりたい私。
この距離にいる貴方が、
愛おしくて堪らなくなっている。
こんな事をして欲しい。
あんな事もして欲しい。
欲望を抑えきれなくて、
辛くて、苦しくて、
耐えきれずに
言葉に出してしまいそうになる。
貴方の物になりたい。
貴方のおもちゃになりたい。
私は貴方の所有物なんだって、
自覚をしていたいのね。
殴って欲しい。
蹴り跳ばして欲しい。
痛みが欲しいの。
貴方に傷め付けて欲しいの。
俺の、
自分の女なんだって、
好きな様に扱える女なんだって
思って貰いたい。
貴方の暴力を、
この身体がほしがっているの。
惨めな性奴隷になりたい。
そんな事をずっと願っていた。