かさぶたになり掛けの半乾きの傷口。 濃紫色の荒廃したハート型双曲線の先端がボロボロと剥がれ落ちても痛みすら感じやしなかった。 目の前を日常が平然と過ぎ去って、何時もの暮らしに呆然と乗って、 巻き起こした事件から遠ざかっていたんだ。 何かが足ら…
蒼く冷たい涙を貴方に送ります。これは、哀しみを表す標ではありません。これは、淋しさで流れる涙ではありません。これは、私の中に常にあった覚悟が訪れてしまった涙なんです。 悲しみではありません。ただただ、悔しいのです。こうなる事を知っていながら…
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