toshimichanの日記

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これで、

瞼を閉じてその声に耳を傾ける。

 


速まる鼓動に掻き消されたさよならは

携帯の奥底にゆっくりと沈み

静寂が訪れる。

 


やっと絞り出したかすれた声で

ただ一言

うん

と応えるしかなかった。

 


瞳の奥の走馬灯は全て笑顔なのに

震える指先は何も躊躇わずに

画面をスライドさせた。