toshimichanの日記

ブログの保管所

シャボン玉

貴方の息が

ふぅー、ふぅーと

吹き付けられて

ポロリン、ふわりと

出来たシャボン玉。

七色の渦が流れる虹を纏い

風に舞い上がる。

 


私はその中から

ふわりと貴方を

眺めていました。

いつ割れるか

分からない

薄くて儚い

皮膜に包まれて

ほんの一時

貴方の視線に

追い掛けられて

無邪気に

はしゃいで

自由に飛べて

嬉しくて

夢の様でした。

ありがとう。

こんなにも

楽しい時間を

私に作ってくれて。

でも、

儚い私は

ここで

弾けます。

こんなに

素敵で楽しい

時間を

本当にありがとう。

そして

さようなら。