toshimichanの日記

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安寧

信じてるなんて思ってる時点で、
疑いの芽は発芽してる。
好きなんだと自覚してる時点で、
恋の心は揺らぎ始めてる。

手の届く距離だろうと、
息づかいが聴こえるほどに
くっついていようと、
繋がらない気持ちは
二人の距離を埋めやしない。

何をしてるんだか、
何処にいるんだか、
連絡の一つ
電話もラインも音沙汰無し。
それでも
ごめんが聴こえてる気がして
安穏として落ち着いていられるの。

しょうがないな。
忙しいだろうな、
楽しんでいるのかな。



辛くもなければ、
寂しくもないよ。
ただ、常に心の何処に貴方は居るの。
だって、私の貴方だから。

いつもこの心に貴方がいるの。
貴方の私は貴方の中にいる。
そんな証拠は何処にもないけど、
誰も証明はしてくれないけど、
それが繋がっている絆。

愛してるのかなんて分からない。
愛されてる実感なんて、
この頃は感じてないけど、
幸せだけは燦々と降り注いでる。
そうやって月日を育んで、
二人はこうして繋がっている。

何処にいても誰といても、
お互いは常にしっかりと
思い合って繋がってる。
そんな意識なんて
してる積もりはないけれど、
何処かでしっかりと
私の支えになっている。


一緒にいるからと言って
沸き上がる愛情はないけれど、
傍にいて
同じ場所で同じ時間を過ごしている。
居心地の良さ、安らぎは、
素の自分のままで居られる安心感。
心底から寛いでいるの。

何を考えているのかなんて
気にしないし、気にならない。
ただ傍にいる。
ただ一緒に時間を過ごす。
たったそれだけなのに、
その場所が私の居場所になって
くつろげる。

触れたければ触れれば良い
話したければ話せば良い
交わっても、重なっても
眠ってしまっていても
何時だって
貴方の傍は私の居場所。
私が私で居られる
私の居場所。