なんて綺麗な形をしたオッパイをしているんだろう。
キャミソールを躊躇いもなく、潔く脱ぎ去り淡いピンク色をした花柄の可愛いブラは決して大きな内容物などは抱えてはいなかった筈なのに。
意外に大きいんだね。
余計な感想を口にしてしまった。
その言葉を聞いて、少し恥じらう様に片手で隠して、はにかむ様な笑顔を浮かべて、上目遣いの視線を合わせてくる。
俯き加減の笑顔には、くっきりとえくぼが浮かび、垂れ気味の目尻が年齢よりも幼さを醸し出していた。
本当にこんな事して良いの?
それはお互い様なんじゃない?
彼女に知れたら修羅場になるのよ。
その修羅場を覚悟して、私とこんな関係を結ぶメリットは貴方にはあるのかな?
私にこんな秘密を握らせちゃって、そんなに私を信頼しているの?
いや、ちょっと待ってよ。
とりあえずお風呂に入る積もりで脱いでるんだよね?
今は、俺は、後ろを向いてるべきだったのかな?
それが、もしかしてエチケットだったのかな?
えっ、あっ、だってまだお湯が張り切れてないんだから、今私が目の前で脱いでるんだから、、、でしょ?
あっ、そうなの?
それは、いきなりその積もりで、、、なんだね。
えっと。。。。。
なんでわざわざ今日を選んだと思ってるの?
好きで雪の日を選ぶ分けないでしょ。
今日がたまたま雪になっちゃっただけで、今日を選んだ理由は、、、
今日は安全日だからなの。
始めての時は、自然な形で結ばれたいから、余計な物は着けて欲しくないし、好きな人の物はちゃんと受け止めたいんだよね。
だから毎日毎日、してくれるかも分からないのに、無駄かも知れないのに面倒くさい体温を計っていたんだよ。
ねぇねぇ、私って一途で可愛いよね?
後、それとね。
どれだけ痛いのかが想像出来てないのね、だけど、、、
私がどんなに痛がったとしても、手加減なしないで欲しいんだ。
だって、誰でも一度は通る痛みらしいから、死ぬ程は痛くはないはずだよね。
だから、構わずに私を味わって良いんだからね。
目の前で崩れた正座をした姿で全裸を晒しているにも関わらずに、恥ずかしがりもしないで、必死にその覚悟を語っている。
優香とは明らかに肉付きの違う細身なラインをしている割りには、その正面には見事な存在感を主張する形の綺麗な乳房が揺れている。
しかし、明らかな強がりだったのは、指先の震えが教えてくれていた。
仰向けに寝転んでいるエリカを、上から見下ろす表情が、俺の知っているエリカの表情ではない、何とも言い難い儚げな可憐さを醸し出している。
俺は、自分の彼女ではない女と、こんな状況になっている事が信じられなかった。
抱き慣れている優香の匂いとは明らかに違う女の匂いがしていた。
指先に伝わって来る肌の質感が違う。
おっぱいの量感や固さ、唇の味や間近に見る髪質の違い。
違和感と言うべきではないが、明らかに抱き慣れ親しんだ優香とは異質な感覚が妙に新鮮に思えた。
相当に痛かったのだろう。
額に油汗が滲んで、目尻にはきつく閉じていたであろう目蓋の小じわの跡がその若さに似合わずに浮かんでいた。
痛かったよね?
穏やかな笑顔を浮かべながら、小さく首を横に振るエリカ。
なんて美しい笑顔なのだろうか。
駐車場で雪を被り、必死の思いで俺を待っていた時の思い詰めた表情からは想像が着かない、優しい笑顔。
何かを成し得た女の自信なのか、余裕なのかは分からないが、清々しく晴れやかな美しさが堪らなかった。
大丈夫?
まだ中で元気な俺を包み込んでいるエリカがピクリピクリと締め付けている。
今動いたら痛いよね。
その問いに応えるかの様に力が込められた。
俺はゆっくりと腰を進めて奥へと侵入させ、根元まで入れ込んで止まる。
眉間にしわを寄せながらも、コクリと頷くエリカ。
それが合図となって俺は再びラッシュを掛けていた。
一度目とは違い、二度目ともなると、その回数や動きの激しさに遠慮がなくなり、それを受け止めるエリカにも多少の余裕が出て来ている様だった。
嬉しい、嬉しいよ。
これだったんだね、こんなにも、凄い感触をみんな体験してたんだね。
二人の体液がじわりと溢れ出しているのが分かった。
思えば、ほんの数時間前。
バイトに出る前の夕方に優香とは一戦を交えてからアパートを出て来たのだった。
もしかしたら、まだ優香の体液がこびり着いていたかもしれない俺の一物で、必死な覚悟を持って俺を迎え入れてくれたエリカには申し訳ない気持ちが沸き上がってしまった。
それにしても、女の味とはこうも違うものなのかと、
俺はこの時にハッキリとその感触の違いを一物に感じ取っていた。
ほんの数時間前に交わった優香の味とは明らかに違う女の肉感の違い。
穴の位置が前気味だし、突いた時の挿入角度がやや下向きに入って行く。
始めてだからなのか、中の肉の感触が生々しく絡み着いて、優香よりも柔らかくはない気がした。
先っぽを包み込んでいる部分がニュルンと押し出す様に下がって来る感触を感じた。
ねえ、もう一回、して良い?
今度は、更に長く激しいのが続くけど、今まで見たいに痛くはないはずたから、大丈夫だよね。
正常位の下で、俺にしがみつき、抱き締めてくるエリカが、
もっとして。
と、掠れた声で応えていた。
いくら若かったとは言え、抜かずの3発目は中々果てる事が出来ずに、苦戦をしてしまった。
その頃には、入室した時には余り暖かくなかった室温も設定温度を上げたままになっていたので、かなりの暑さになっていた。
俺は汗だくになりながら、がむしゃらに腰を動かし続け、下で喘いでいるエリカの顔にポタポタとその汗を降り注がせていた。
俺は3度目をなんとか果てたくて、必死に突き続けていた。
その内に、俺の汗を真っ向から受け止めていたエリカの表情に戸惑いの様な曇りが現れ、背中に回していた腕に力が籠り始めた。
やがて、丸まりしがみ着いていた体を大きく仰け反らせ、俺の背中に爪を立てながら落雷を浴びたのだった。
俺はその脈動に誘われて、やっとその3発目の思いをエリカに放つ事に成功した。
俺は疲れ果てて自分の体を支えていられずに、エリカに体を預ける様に崩れてしまった。
二人の汗でびしょびしょでぐちゃぐちゃな熱い俺の身体の下に、嗚咽を漏らし泣いているエリカがいた。
ん?ん?どうしちゃった?
つら過ぎたのかな?
まさか、後悔なんてしてないよね?
まるっきり体重を預けたままで押し潰していた俺を抱き締めるエリカ。
涙なのか、鼻水なのか汗なのかわからないぐちゃぐちゃな状態で俺の胸板に顔を押し付けて来る。
中で次第に元気を失って行く俺の一物が、エリカの嗚咽と連動している脈動で
ニュルンと押し出されてしまった。
彼女を抱き締めたままで体制を入れ替えて上下逆のポジションを取った。
それでも尚、顔を胸板にくっ付けたままで涙を流していた。
ずるいな、優香は。
こんなのをずっとして貰ってたなんて、、、
羨ましいな。
ねぇ、、、、、
真上から見下ろしているエリカの表情は、これを始める前の強がりを装っていた顔付きとは明らかに違う、妙に落ち着いた女の顔付きになっている様な気がした。
何を考えてるの?
ねぇの後に何かを言おうとして、俺を見詰めたままで悩んでいる表情が怖かった。
もう、、、、、
刹那そうなエリカの表情が迫って、汗みどろのしょっぱいキスを浴びせ掛けられ続けた。