toshimichanの日記

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帰心

私に始めてをくれた人。


いいえ、
ロストバージンなんかじゃなくて
もっと衝撃的で素敵な体験を
教えてくれた。


この年になるまでに、
何人かの男性と付き合って
数え切れない位の
セックスをして来た私は
今までにその頂きにまで
導いてくれた人はいなかった。


そんな人達は、
決して不快ではなかったし、
気持ちは良かった。
求められれば応じて来たし
拒みはしなかった。
それなりに好きだったから
したいな、とも思う事もあった。


だけど、




イケなかった。



それまでの人達には
イカせては貰えなかった。


私自身の気持ちの問題なのか、
受け入れる姿勢の問題なのか、
私の感度不足なのか
努力が足りなかったのかは
分からないけど
私は、、、


だけど、
あなたは今までの人とは
一線を隔した存在だった。




私が、
こんな風になってしまうなんて
この私が今更、
こんな気持ちになるなんて
思ってもいなかった。


兎に角
あなたに会いたい。
あなたに抱かれたい。
そう思うだけで
熱く濡れてしまう。


あなたを思うと
無意識に指で宥めてしまってる
イヤらしい私がいる。


自分でなんて
いくら何をしても
どんな物を使っても
あなたの一触れには叶わない。


切なくて、苦しい位に辛い。


私の体がこんなにも
あなたを欲しがっているなんて、
自分でも信じられない。




熱さを感じる下半身から、
一気に噴き上げてくる
恐ろしい程の快楽に
全身を硬直させて、
ただただ与えられる刺激を
受け止めるていると、
やがて噴火を起こしたかのような
衝撃に見舞われて、
その後の記憶は
無くなってしまっている。



気持ち良いと感じているのは
始めの頃で、
それは今までの人達とは
余り変わってはいないけど、


炎が流れている大河に
投げ込まれる様な
熱い浮遊感に包まれて
私はどろどろに熔かされてしまう。



喉が枯れて声が掠れ
身体が軋んでるのに、
幸せで、
切ない位に嬉しくて。



あなたの為にだったら
どんな事でも仕出かしてしまう
従順な私が出来上がってる。



このまま、
あなたとの関係を続けていたら、
私は、
あなたから、
沢山の始めてを貰うために
自分を、
見失ってしまう気がしてるんだ。