抱き慣れた女の汗まみれの体臭が
何故か心を落ち着かせてくれる
聞き慣れた喘ぎ声が
突き上げる腰の動きに合わせて
リズミカルに耳元に降り注ぐ
温かい飛沫が股間を濡らし
俺の名前を叫びながら
強くしがみ着いて来る女が
愛おしくて堪らない
やっぱり別離れられや
しないよな
飲み難いし
絶対に美味しい分けがないんだけど
君はいったいどれだけ飲んだんだろうね
今では当然の儀式になってる
送り届けた夜
君のアパート前の駐車場
疎かなキスの後の
激しい抜き取り作業
出すまでは放してくれない
この執着心はある種の束縛なのか
別れられない女がいる
今では惚れているのかさえも
自分では分からなくなっている
しかし惰性なんかじゃないんだ
求めているし求められてもいる
不可欠な必要性は確りと感じてるんだ
妻からは得られない
中毒性のある深い耽美な人間性で
この俺を縛り着けている女
腰を据えて本能に従って
愛撫に集中するんだ
喘ぎ声の質や呼吸
腹筋の脈動や鼠径部の腱反射
女体美の悩ましさに
心を突き動かされながら
何時間もの時間を掛けて
その穴に情熱を注ぎ続ければ
仕上がった体は
もう女ではなく獣の雌になって
どんな命令にも従う
性奴隷の出来上がりだよ
150度に大きく開いた脚を縛られたままで眠ってしまった
ぐちゃぐちゃになった化粧に長い黒髪がごちゃごちゃに纏わり着いていてその表情を伺い知る事は出来ないけれどきっと安らかにすやすやと眠っているのだと勝手に想像して
白濁した体液が漏れ出してくる部分を拭き取りながら愛おしさを感じてる俺
知り合った頃はポワポワに柔らかかったお腹が今では六つに割れた腹筋がうっすらと浮き出る様になって来たんだね
いつも脚を固定して責めているから上半身を起き上がらせて悶絶したり何度もお腹をビクビクさせながら果て捲ってるからいつの間にか腹筋も鍛えられてウエストが細くなって来てるんだね
暫くは痛くて触れないくらいに俺が何時もこれだけ傷め着けているんだからオナニーなんか出来ない筈だよね
まだトイレに行くのすら痛くて怖い筈なのに俺が命令すれば簡単にしちゃうんだね
俺はただ傷口がどれだけ治って来たのかを画面越しに確認したくて連絡しただけなんだけど
それじゃ治らないじゃん
長い間手を入れてた直後の緩やかで温かな優しい空間は俺を締め着けて来る事もなく根元にすらも摩擦感を感じないんだ
先っぽに当たる子宮でさえも突き上げれば脅えて逃げて行く様にヌルンと避けるし、膣壁も俺を攻めては来ないんだ
これも堪らなく好きなんだな、ガバガバでユルユルの甘美な味わい
えっ!数万円もした懐石料理だよ
だって食べたいって言ってたから一生懸命になって無理して連れて行ったのにさ、そこに全部吐いちゃうのかよ
ノド越し生ってさ
それってそんなに美味しいモノじゃないはずだよね
玉袋が胃液でピリピリするんだけど、もっと深く突いてもいいかな
ちゃんと大きく口を開けてくれないからさ下顎と前歯が俺の恥骨にぶち当たるじゃん
頭をベッドの縁にしっかりと固定してないと腰の力でガンガン行くんだからむち打ち症になっちゃうぞ
これやりたいって言ったのはお前なんだからこれ位の事で弱音を吐くなよな
これから本腰をいれるけど覚悟してるのかな
ふとした表情に心の機微が如実に表れる君が
困り顔をしながら目の前に迫って来て
不意にキスをした
何を言い出すのだろうかと不安を覚えながら身構えた俺に対して「好き」と一言だけ言い放ってフルメイクしている顔を何の躊躇いもなく無茶苦茶に擦り着けて来るんだ
そんな彼女がたまらなく可愛いんだ