toshimichanの日記

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早苗との再会

5カ月ぶりに会った元カノの早苗との話しでもしようかのぉ~。

パッと見でちょっと太ったかのぉ?って思ったんじゃが、当然そんな事は口にはせなんだ。
けど、明らかに化粧が濃くなり、若干だがケバっぽい雰囲気を醸し出していたんじゃよ。
儂と別れた事を気に病んで窶(やつ)れてしもぅてはいないかと心配をしとったんじゃが、要らぬ心配じゃったようじゃな。
「息災のようじゃのぉ。」
「いやいや、淋しさを食で紛らわしておりましたので、このような無様な姿になってしもぅたわいな。」

(この書き方は止めよう。)

たった半年間だったが、俺は早苗の部屋に転がり込んで同棲生活を送っていた過去があったんだ。
別れた理由はと言えば、まぁ一方的な俺の我が儘で、彼女の生活リズムに俺の性格パターンが合わなかったってだけで、彼女の愛情や俺の気持ちが冷めた訳ではなく、ただ単に、このまま二人で暮して行けば、いつかはその暮し方は破綻してしまうだろうと言う未来が見えてしまったからに他ならなかった。

[過去ログ2021年1月16日、早苗と23日、背負い坂]参照でお願いします。


「とりあえず、したい。」
早苗は俺と別れてからは男運に見放されてしまっていたようで、
「あれからはさっばりと誰一人ともしていないの。」
と打ち明けてくれたので、一旦はラブホへと向かった。

「タイミングが悪くてごめんね、今日は丁度ばっちり二日目なんだけど、してくれるよね。」
お風呂前の脱衣場で、なんの躊躇いもなく衣服を脱ぎ出す早苗。
少し太目になったとは言え、小柄ながらに減り張りのある綺麗なラインを保っている体型は、相変わらずだった。

サイズが合わなくなっていたブラの跡が脇腹から背中に掛けてクッキリと残っていて、それはまるで椅子や柱にベルトで拘束した時の縛り跡のように艶かしく、柔らかく丸味を増している早苗の体をより一層に悩ましく映し出していた。

「あっ、そう言えば今日はまだ一度も取り替えてなかったわ。
ごめんね、ちょっと匂ってるかな?
ちゃんと洗うから大丈夫だよね?」
そう話しながら、あの頃よりも肉付きの良くなっている腰回りに食い込んだ生理用のショーツをずり降ろしていた。
焦げ茶色に濡れ光っているナプキンは見るからに、とっくに交換時期を過ぎている事は男の俺でさえ分かるほどに汚れていた。
俺があれほどこだわっていた陰毛も、全く手入れをしていなくて、見るからに黒々とぼうぼうに野性的なままだった。

そうなんだよな、こんな所が早苗だったよな。
見た目は充分に可愛いくて、性格的にも明るく朗らかであっけらかんとしている所が彼女の魅力で、妙に懐かしいような、それでいてこんな所が嫌だったんだと、まだ直ってはいなかったのかとちょっとがっかりもしていた。

脱衣場で素っ裸になった彼女は、いきなり抱き付いて来ると、形振りも所も構わずにキスの嵐を被せ、もう我慢の限界と言わんばかりに、俺の右手を掴んで自分の股間に差し込んで揺すり動かし始めてしまう始末。
指先に触れる経血と愛液が混じり合った
生温かくねっとりとした液体が俺の手を汚し、なんとも言い難い鉄臭の強い汚れた血の臭いが漂って来る。
兎に角、お風呂に入り、長い時間清潔さを失っていた外側の部分にシャワーを浴びせて丁寧に洗い流してから、おそらくは中にも溜まっているであろう、ねっちょりと凝固した血液を流し出す為に水流を強めにしてほじくり出さなければならなかった。
浴槽の淵に早苗を腰掛けさせて両足をガバッと広げる。
ねっとりと固まり始めている経血やら、ビラビラの外側でははみ出した血が乾いてこびり着いてしまっている。
「おいおい、自分で気持ち悪くないのかよ。こんなになるまでよく我慢できるよな。
こんな事してたらかぶれるだろ。」
「てへ、ペロッ」
「可愛いくねぇ~よ!」

指を二本差し入れてV字に広げ、指の股を目掛けて水流を浴びせ掛けた。
ジョボジョボと音を立てて溢れ出す小豆色をした血の塊が流れ出した後に、お湯に薄められた鮮血が薄いピンク色になってチョビチョビと流れ出して来る。
柔らかな太股をプルプルと震わせ、呼吸を荒げ出す。
「おいおい、速くないか?まだ洗ってるだけだよ。」
「だって・・・」
「しょうがないな。」

シャワーで洗い流しながらなので、すっかりと潤いのないギシギシと滑りの悪い肉穴に指を刺し入れ恥骨の裏側をゆるゆるとマッサージをして上げる。
「自分ではしてなかったのかよ。」
「きもじぃ~」


幼子がお気に入りのおもちゃで遊ぶように、俺は早苗の部分を弄んだ。
早苗は俺の為す一つ一つの悪戯に対して、敏感に的確に反応を示し、いとも簡単に面白いようにイキ続けた。
それは、まるでスイッチの壊れたロボットのおもちゃのように、ガタガタと体を震わせ、二分間隔だったり、三十秒間隔になったり、
深く浅くを行ったり来たり繰り返し続けていた。
その度ごとに、新しい鮮やな赤い血液を漏れ滴らせ、俺はそれをシャワーで流し続け、何度かに一度は呼吸を止めたままで仰け反り遠く深い淵をさ迷うような悲愴な面持ちを浮かべて果てた後、涅槃に達したように穏やかになってたりもした。

いったいどれだけの時間それを続けていたのか、気付けば内線電話のコール音が早苗の喘ぎ声の合間に微かに聴こえて来ていた。

「これだけイケば、もう充分だよね。」
「私、・・・・・駄目みたい。」
虚ろに視線を漂わせ、消え入るような掠れた声で俺に訴え掛けて来る。
「出血量が多過ぎたのかな?」
「分かんない、体に力が入らない。
でも、キツくないし、辛くもない。
寧ろ凄く幸せな疲労感なんだけど、体が動かせないの。」
「えっと、、、腰が抜けた奴の酷いバージョンなのかな?」
「こんなにされたのは、別れてから振りだからかな?
やっぱり、私は貴方が・・・」
「みなまで言うな!」


久しぶりだった。
ふにゃふにゃなっている全裸の早苗を抱き抱え、ナプキンを貼り付けたショーツを履かせて、
あの頃は、パジャマを着させたのだが、今回は今日着ていた衣服を着せて、
あの頃は、二人のアパートへとおぶって一緒に帰っていたのだが、
今日の二人に家路はなかった。

脚の開きにくいミニのスカートを捲り上げ、がさつに着こんだお洒落な外出着。
すっかりと化粧が落ちてしまった素顔が眠たそうに肩口にもたれ掛かって来る。
「私じゃダメなのかな?」
耳元をくすぐる甘えた囁く声と同時に抱き着いた手に力が込められる。

ついさっきまで、あらぬ姿で喘いでいた早苗の悩ましいアヘ顔が俺の心臓を鷲掴みにする。
いったい俺は何度、こんな早苗を背負って、あの五反田の坂道を登ったのだろうか。
愛おしくて腹立たしくて、それでも手放せずに何度も何度も思い悩んでいた。
迷い、決心を固めて、それでいて無防備にそのままの姿を俺に晒しながら託して来る可愛いらしさに心を折られた。

ふとダメじゃない気にもさせられたが、
「アパートに新しいナプキンはまだあるの?
何処かで買って帰らなきゃダメなんじゃないの?」話題を逸らすしか揺らいだ気持ちの答えを誤魔化す事が出来ない自分が情けない。

片付けられない症候群。

それまでの俺は、几帳面で綺麗好きな女性としか付き合って来なかったから、この早苗のズボラさがどうしても受け入れられず、許せずに苛立ってしまっていた。
それでも尚、早苗との付き合いを続けてしまっていた理由は、
何よりも、この体を密着させた時の何ものにも代えがたい、穏やかな安寧感、安らぎとでも言うのだろうか、体温を分かち合っている時の安堵感は早苗の心の中にある俺との相性が成している絆なのだろう。

この娘がいい、この娘でいいんだと早苗を背負う度に自分を納得させていたあの坂道を思い出しながらケバケバしいネオン街を歩いた。




今回は、ラブホの部屋から、あの頃よりも少し重たくなった早苗をおぶっての帰路となり、
早苗のアパートまででお別れとなったんだ。




なんかぐだぐだな終わり方。
テキトーな奴なんですわ。