toshimichanの日記

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理性を振り下ろす

優しさと理性を粉々に打ち砕く、
美しく乱れる肢体。

妖艶に悩ましく
イキ狂う痙攣の嵐。

激痛にもがいているのか、
快楽に酔いしれているのか、
もはや俺にはどうでも良い。

俺の使い馴れた躰が、


ただひたすらに、
壊したい傷付けたい。

そうする事で、
何処かにたどり着くはず。

何かが見えるはず。

のたうつ裸体に刻まれる
無数の斬激。

撃ち込まれる鞭の嵐。

乱れる髪が汗と汁で、
へばり着いて
表情すら窺えない。

もう手加減などしない。

出来やしない。

仰け反る傷だらけの裸体
突き出される股間

留めを訴える叫び声に、
振り下ろす一本鞭。

辺りに飛び散らかる潮飛沫。

転げ回る躰の腹を踏みつけて、
動きを止めて打ち据える。

もう悲鳴さえもが咽に詰まり、
呑み込まれ、
吐き出されるのは、獣の唸り声。

潮飛沫が、ただの失禁に変わる時、
狂喜乱舞の祭りの一区切り。

エス的な苦悩

昂ってしまっている俺の彼女の
性欲を修めるのは、
並大抵の仕事では済まない。

市販されているAV等で観る、
和物のシットリとした縄や鞭。
女優に配慮された手加減が
伺えるSMとは違う、
海外の情け容赦のない、
ガチで痛め付ける残虐な拷問に
苦しみ悶える金髪美女の恍惚した
表情や姿に自らの躰を
ラップさせてしまっている。

彼女の性欲は、
もはやセックスなどと
言う男女の交わり等では
収まる筈もなく、
入り口にすらならないのだ。

しかし、男は、
いいや俺だけなのかも
知れないが、
俺は取り敢えず彼女を抱いて、
普通にセックスをしてしまえば、
性欲は納まってしまう。

その直後は、
彼女が妖艶に迫って、
俺を煽って来れば、
それじゃもう一回戦
ともなるのだが、
中に俺のおちんちんを入れて、
数分間動いた所で彼女の
燃え盛る炎に対しては
一滴の水滴にもならない。
消化活動には、
俺の性欲などは必要ないのだ。

性欲が一旦納まっている俺は、
至って冷静に彼女の躰を
痛め付ける事が出来る。
これはもはや才能と呼んで
良いのではないのだろうか。
と言うよりも、
俺と彼女との相性の成せる
間柄なのだろう。
この俺の才能なくしては、
彼女は俺にこれ程の執着心を
抱かなかったろう。

昂りや燃え盛る炎の色や高さを、
感覚で推し量り、
彼女の求めている被虐を的確に
その躰に与えて上げる。
冷静に判断を下しながら、
限界の見極めをしながら、
陶酔と恍惚の世界へと
痛めつけてやらなければ
ならない。
勿論、
傷跡等は下着で隠せる部分に、
自分で手当てがし易い場所に、
出血も少なめに済む様に、
しかも、
成るべく痛みを強く感じる様に、
と、細やかな神経を使いながら
愛する彼女の美しく
いとおしい躰を傷付けなくては
ならないのだ。

有り余る資産家の彼女は、
その為にバスルームを改造して、
およそ、
風呂場とは言い難い浴室に
変貌させてしまった。
この浴室は、
俺が居なければ無用の長物。
あちらこちらにフックや
ヒートンが突き出してロープが
結べる様になっているし、
風呂場には似つかわしくない
棚の中には、
あらゆる器具が納められている。

なんと言っても異質感を
放っているのは、
ベッドである。
浴室にベッドが置いてある
光景などは、
滅多に見る事が出来ないと思う。
しかもそのベッドは
ベッドらしからぬベッドだが、
見るからにベッドなのである。
重厚なステンレスパイプで
組まれた枠の上には真っ白な
マットレスが敷いてあり、
そのマットレスの中身は
水が入って居るのだ。

それらの全ては、
俺が彼女に対して与えなければ
ならない快楽の為の設備なのだ。
その義務感は半端ない
プレッシャーでもあり、
それ以上に、
彼女を傷付け続けて行かなければ
ならない俺の行く末の絶望感。

いつまで痛め付け続けるのか、
いつかは間違えを犯すのでは
ないかと言う恐怖感。
彼女の躰にどれだけの
傷跡を遺さなければならないのか。
俺は彼女と別れられないのか。
俺と別れた後にこの浴室は
どうなるのだろうか。
別の彼氏がこれらを使って、
彼女を痛め付けるのかと考えると、気が変になる様な嫉妬を覚える。
その嫉妬とは、
果たして愛しているから
感じるのか。
それとも独占欲なのか。
自分を解析する事など、
余りにも意味がなさ過ぎる
気がしてならない。

エム的な欲望

足元に彼女の裸体がだらしなく転がっている。
仰向けで、髪は顔を全て覆い隠す様に乱れ散らばり、激しい呼吸に合わせて揺れ動いている。
両手は力無く頭の上の方へと上げている。
デカイおっぱいは、正体なく両脇に
開いて流れ垂れ、あちらこちらにくっきりとしたミミズ腫れや皮膚が
破れて出血している箇所、紫色の痣や黒く焼かれた跡が見えている。
安全ピンが十文字に貫通している
乳首の先からは少し血の混ざったピンク色の液体が滲み出し、膨らみに添って流れた跡を残している。
土手は少し赤味がかった深い紫色に
染まり、艶々とした肌が痛々しく腫れ上がってモッコリと盛り上がって
しまっている。
拷問を加えられ、死にかけた女体。
と言う表現がピッタリと当てはまる
光景だ。

真性のマゾヒスト。
セックスの時の愛撫で湧き上がる
際限無き欲望。
尽きる事なく求め続ける肉体を追い詰める快感の地獄。
それが転じて、壊れるまでされるのを望み、痛みも熱さも苦しみも辛さも、なにもかもが快感と悦びに変えどんな仕打ちにも身体を捧げて受け止めてしまう。
どんな激痛からも逃げず、避けず、
拒まずに体を曝す。
痛みの強さが相手への信頼であり
愛の深さを量るバロメーター。
死んでしまっても構わないと思える程の信頼は、最上級の愛の証明と信じて疑わない彼女。

忘れさせて上げる

誰を思い出してるの?

窓硝子に映る背後の笑顔。
腰に廻される手、
肩に乗る顎。

誤魔化さないで。

応えてもいいんだけれど、
どうせ見透かされてるんだから、
男らしく強がらせてよ。

二人の顔が並んで映る。
夜景の向こうにそびえる
スカイツリー

忘れなくてもいいけどね
忘れさせて上げるね。と
ベルトを外し忍び込む手が
柔らかで弱い男を包み込む

浮かんだ笑顔や思い出は
指先一つで掻き消され
好き勝手に弄ばれて
嫉妬に駆られた激しさと
壺を心得た舌技で
やがては唾液に溶かされて
喉の彼方にほとばされてしまう。

もはや俺のポークビッツ
スカイツリーなんかに勝てやしない
だけどね
どんなに小さく柔らかくても
何度も何度もゴックンしても
絶対に飲み込めやしないんだ
だって
それは俺の体の一部だから
丸飲みなんか出来ないんだよ。

窓硝子に額を擦り付けて
二度目を堪える歯軋りに
噛み絞めた名前は
お前の名前じゃなかったよ。

どうしてそんな心の内が
噛み潰した筈のあの娘の名前
声にはならなかった筈なのに
お前には読まれてしまうのか
噛み絞められる竿と玉
もはや
二度目どころの堪えじゃない
すっぽりと含まれた口の中で
ギリギリと逃げ場のない
前歯の食い込みと
玉噛みの刑罰

身動きも取れず
微動だに出来ず
食い込む前歯の痛みには
もうあの娘の名前など
微塵にも浮かびはしなかった

海外物

ネットが普及して、海外の過激で
猟奇的なSM物が簡単に視る事が
出来る様になって、
おっぱいを串刺しにしたり、五寸釘で
柱に釘着けにしたりとかなり拷問の様な
恐ろしいプレーを二人で視てると、
俺的には余り性的な興味は湧いて
来ないんだけど、どうにもMっ気の
強い彼女にはドはまりするらしくて、
これをやって欲しい等と言いだす。
いやいや、視ているだけでも、どう
視ても痛いじゃ済まないレベルで、
傷跡だって残るし、やった後の手当て
だって大変だろうしと、拒否っては
みるものの、言い出した眼は蘭々と
輝いちゃってて、やるまではずっと
何度も何度もやってやっての嵐。
しかも、その拷問を受けていたモデル
さん?女優さんが、おっぱいに釘が
貫通したままでヘロヘロになりなが
らも、更に吊るされておっぱいの釘に
容赦のない鞭を受けて血味泥になって
も目が死んでなくて、
次回作では、ソコソコに治癒した傷跡
を晒しながら、また違う拷問を受けて
たりするものだから始末に悪い。
ほらね。
ほらねじゃねぇよ。
あれだけやっても、あれ位の傷跡しか
残ってないじゃん。

リビングのソファーに並んで座って、
大画面のド迫力映像を大音量で視てる。
喘ぎ声や悲鳴が容赦なく響き
渡っている。
食い入る様に画面を凝視してる彼女の
股関に俺は手を差し込んでいて、
のめり込んで、その世界に入りって
しまってる彼女のまんこをなぶり続け
ている。
おまんこはすっかりと濡れ捲っていて
触っている手には、明らかに熱を
帯びて行くのが伝わってくる。

ねぇ、もう我慢出来なくなっちゃった。
そう言って立ち上がったソファーの、
座っていた窪みには、白いヨーグルト
の様な分泌物が残っている。
俺は自分のびちゃびちゃした手を拭う
序にソファーの汚れも拭き取って、
彼女の後を追ってバスルームに
向かった。

笑い涙

笑い涙。
何にそんなに壺ったのか、
畳の上を
ケラケラ、ワハハと
笑い転げてる。
苦しそうにお腹を押さえ
俺を指差し
真っ赤な顔で大爆笑。
なんだよ、おい、
肩を抱き上げ尋ねても
乱れ髪の中は
くしゃくしゃな笑い顔で
涙まで流してる。
おいおい、俺の手で、
どうして涙を拭うんだよ。
こらこら、
どさくさ紛れに
鼻まで拭いて、
何がそんなに可笑しいの
余りの楽しそうな笑い顔に
俺まで貰い笑いしちゃうよ。
君は、そんな素敵な笑い方を
するんだね。
なんだよ、それは、
どうして、指を噛むのさ、
笑いながらじゃ痛いってば、
その前に、
涙と鼻水をなんとかしたら、
髪の毛がへばり着いてるよ。
彼氏の前で恥ずかしくないの?
そんなに可愛いとキスするぞ!

モデルの誘惑

真っ白なブラウスに
ふわりとした、
長いフレアースカートを履いて、
なぜにテレビの前に立ちはだかる?
どけっ!見えない!
指先で少しずつ、
スカートを摘まみ上げて、
横を向く。
テレビの音が空しく流れる前で、
始まった、俺への挑発。
膝が見え、太股が見えて来る。
素知らぬ顔で右に上にと視線を
遊ばせ、別にって雰囲気に
色気は乗せない。
すっかり露になった脚と秘部。
スカートを持ったままのモデル立ち。
何度かポーズを変えた後、
ランウェイを颯爽と歩き近づいて来る。
綺麗な下肢が見え隠れする度に俺は、
口の周りを拭って仰向けに寝る。
顔を股いで、スカートが降ろされ
暗くてほんのりと暖かい空気に包まれて、
芳しく滑(ぬめ)った、
出来立てのパンケーキが、
唇に押し当てられる。
甘い蜂蜜の様な滑りでニュルンと口中に
滑(すべ)り込む。
切なげな吐息が耳を霞めた途端に、
両太股で固定される頭。
押し付けられて形なく潰される
柔らかな肉壺。
限界まで口を開けば、
ズッシリと体重をのし掛けて来る。
舌を突き出しては小さな穴をほじくり、
肉粒を弄ぶ。