toshimichanの日記

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エム的な欲望

足元に彼女の裸体がだらしなく転がっている。
仰向けで、髪は顔を全て覆い隠す様に乱れ散らばり、激しい呼吸に合わせて揺れ動いている。
両手は力無く頭の上の方へと上げている。
デカイおっぱいは、正体なく両脇に
開いて流れ垂れ、あちらこちらにくっきりとしたミミズ腫れや皮膚が
破れて出血している箇所、紫色の痣や黒く焼かれた跡が見えている。
安全ピンが十文字に貫通している
乳首の先からは少し血の混ざったピンク色の液体が滲み出し、膨らみに添って流れた跡を残している。
土手は少し赤味がかった深い紫色に
染まり、艶々とした肌が痛々しく腫れ上がってモッコリと盛り上がって
しまっている。
拷問を加えられ、死にかけた女体。
と言う表現がピッタリと当てはまる
光景だ。

真性のマゾヒスト。
セックスの時の愛撫で湧き上がる
際限無き欲望。
尽きる事なく求め続ける肉体を追い詰める快感の地獄。
それが転じて、壊れるまでされるのを望み、痛みも熱さも苦しみも辛さも、なにもかもが快感と悦びに変えどんな仕打ちにも身体を捧げて受け止めてしまう。
どんな激痛からも逃げず、避けず、
拒まずに体を曝す。
痛みの強さが相手への信頼であり
愛の深さを量るバロメーター。
死んでしまっても構わないと思える程の信頼は、最上級の愛の証明と信じて疑わない彼女。