toshimichanの日記

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理性を振り下ろす

優しさと理性を粉々に打ち砕く、
美しく乱れる肢体。

妖艶に悩ましく
イキ狂う痙攣の嵐。

激痛にもがいているのか、
快楽に酔いしれているのか、
もはや俺にはどうでも良い。

俺の使い馴れた躰が、


ただひたすらに、
壊したい傷付けたい。

そうする事で、
何処かにたどり着くはず。

何かが見えるはず。

のたうつ裸体に刻まれる
無数の斬激。

撃ち込まれる鞭の嵐。

乱れる髪が汗と汁で、
へばり着いて
表情すら窺えない。

もう手加減などしない。

出来やしない。

仰け反る傷だらけの裸体
突き出される股間

留めを訴える叫び声に、
振り下ろす一本鞭。

辺りに飛び散らかる潮飛沫。

転げ回る躰の腹を踏みつけて、
動きを止めて打ち据える。

もう悲鳴さえもが咽に詰まり、
呑み込まれ、
吐き出されるのは、獣の唸り声。

潮飛沫が、ただの失禁に変わる時、
狂喜乱舞の祭りの一区切り。