toshimichanの日記

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語り物

言葉は感性から湧き出る雫

涙の様に、涎の様に、

五感が受けた刺激に

無意識に染み出る躰の反応

だけど、それを素直に

言い現してはいけない

咀嚼して、磨いて、温めて

吐き出す。

だって

言葉は時として

鋭い刃物になるから

 

 

 

だけど、そうすると、

人は自ずと無口になってしまう。

躊躇って、磨いて

手のひらで転がしている内に

差し出す時期を失ない、

指の間から零れ堕ちて

足元で砕け散る。

 


時として言葉は

鋭い内に刺し出すべき凶器

であったりもする。

 


それが身を護る自衛の

手段ならば

それはそれでいい。

 

 

 

 


心の触れ合いは、

暖かく柔らかな泉から湧き出る

豊かな感情の交わり。

 


選びきれない

溢れ出す言葉で引き寄せ合い

互いを思い合う心を

慈しみ結び合う。

 


それが何時しか

求め合い、繋ぎ合って

複雑に絡まり、

 


ほどけなくなるのを

人は恋と言います。

 


恋は、

心を固くキツく縛ります。

それ以前の暮しと較べると

とても不自由で

身も心もぎこちなくて

それでいて、

強くなっていたりして。

 


かと言って、

お相手のたった一言に

一喜一憂してしまう脆さと

隣り合わせの

不安定さが

変に楽しかったりもしてね。

 

 

 

今日の教訓。

酔ってる時に

書き物をすんな  俺。