toshimichanの日記

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続、串。

痛みに耐え抜いた彼女の表情が
なんとも表現のし難い複雑な
顔をしていた。

額から粒になって流れ落ちる脂汗に
前髪がへばり着いていた。

少し俯き加減でいながらも、
半開きの瞼の中の眼光は鋭く、
俺を真っ直ぐに見据えていて
その輝きには
僅かながら恨みも含まれている様にも
思えた。
「よくこんな酷い事が出来るよね。」
とでも言いたげな表情でもあった。

その反面、
これだけの激痛に耐え抜いて
成し遂げた偉業の結果を
自らで称賛しているかの様でもあり。

もしくは、
こんなに酷い仕打ちを
やり遂げてくれた俺に対して
称賛をしているかの様にも見えてる。

或いは、
その痛みを存分に味わって
性的な興奮状態を
堪能しているかの様にも見えている。

その表情と立ち姿は、
余りにも美しく見事な残虐美と
日常では絶対にあり得ない
異様な興奮をもたらしていた。

左側の乳房の
綺麗な球形をした中央を
真横に貫いている一本の平串。

串の入り口と出口からは
真っ赤な鮮血が筋を成して
流れ出していて
下乳の最下点の丸みで結ばれ
滴り落ちている。





どう見ても、どう考えても
その痛みはただ事ではない筈だった。

二人で観たあのAVでやっていた女優が
見せていた余裕など、
今の彼女には全く感じられなかった。











大切な俺の左側のおっぱいに
銀色をした平串が貫通していた。

このおっぱいは、
俺のおっぱいなんだ。

ふと、冷静さを取り戻し
我に返ってしまった俺は、
自らがやってしまった
この取り返しの着かない
悪行の光景に戦慄が走った。

暇さえあれば、
何気なく、当たり前に
なんの躊躇いもなく触っていた
俺の乳房。
俺の為だけにある乳房。

その温かさや柔らかさ、
肌触り触感は俺の安らぎだったのに。

俺はどうして、
こんな惨たらしい仕打ちが
出来たのだろうか。。。



串に手を掛けて
引き抜こうとする俺を彼女が制した。
「まだ、このままでいたい。
このままでしたい。」

掠れた声が震えていた。

俺は、
彼女の眼差しには明らかな欲情が
燃え盛っているのを感じ取れたのだった。



こんな耐え難い痛みを
感じていながらも
彼女の太股の内側には、
透明で粘り気のある愛液が
べったりと流れ出していた。

それを洗い流すかの様に、
チョロチョロと水っぽい液体が
流れ落ち出してしまっていた。

彼女は全身をプルプルと
小刻みに震えさせながら
今にもイキそうになっているのを
我慢していたのだった。


直ぐ様、
胡座をかいた俺の脚の上に
対面座位で彼女を迎えた。

俺の先っぽがぬるんと入った瞬間に
彼女はイキ始めてしまったのだ。

入り切った途端に
グイグイと一物を締め付けてくる彼女。

明らかに何時もの収縮とは違う
小刻みで吸い込まれる様な脈動が
一物を包み込む。

次いで、
逆に亀頭を押し潰そうとする
子宮の圧力が上から襲い掛かり
膣の中で行き場を失った一物が
しごかれる。

吸い込もうとする脈動と
押し出そうとする圧力が
交互に一物を刺激して来て
俺は堪らずに
目の前で揺れていたたわわな乳房を
思わず鷲掴みにしてしまったのだ。

ふわふわの柔らかい肉のど真ん中を
硬い金属の串が貫通しているリアルな
手応え。

強く握れば、
深く食い込む指先には
何時もの掴み心地とは明らかに違う
異物が触れている。

と同時に、
その痛みに耐える彼女が
膣の入り口の括約筋をグイグイと
締め付けながら
後ろに仰け反ろうとするのだった。

左手を背中に回し、
右手は串ごと鷲掴みにした
乳房を引き寄せて
仰け反る彼女を支えるしかなかった。

ビクビクと腱反射を起こしながら
腰を浮かせた彼女が
勢い良く潮を吹き出しているのを
股間に感じている。

目の前には、
鮮血でヌタヌタになった乳房が
俺の手に因ってひしゃげてる。