toshimichanの日記

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残忍なのかな?

何処にスイッチがあるのかは、
俺には分からない。
ただ、入り口の心当たりはある。
セックスの時の彼女の逝き様が
深く長がめに続く様な時に、
スイッチが入り易い様な気がする。
特にディルドーやデンマを使い
膣内、特に子宮を突き上げながら、
クリに刺激を与えた逝き方をすると
そのスイッチが入り易いのだ。

スイッチが入った彼女は、
纏わりつくような、ねっとりとした
甘えん坊になり、
いつもの会話の時の声とは違う
鼻に掛かった少し低めの声で、
疼きを語り、願望を話し、
決意を宣言し、行いを懇願し、
俺にすがる。
その内容は聴くも無惨な内容だったり、
残虐としか言い様のない行為だったり、
剰りにも俺の常識から外れたプレー
だったりもする。

しかし、何故だろう。
「愛しているから」などと言う陳腐な
言葉だけでは説明の付かない、
沸き上がる感情が俺を掻き立て始め
るのだ。
それは、恐らく、彼女の心眼が見抜いた
俺の中にある残虐さに訴え掛ける、
言葉の言霊とでも言うのだろうか?
文字通り、命を無抵抗で預けられる
相手を見付けたからこそ、吐き出せる
懇願なのだろう。

刺して、切って、焼いて、叩いて
性器を、乳房を、クリトリスを、
子宮を、膣を、陰唇を、
鞭で、蝋燭で、焼きごてで、煙草で、
串で、歯で、縫い針で、カッターで、

そう、このノートにも書き綴った、
陰唇を歯で噛み裂いた一文や
乳房を串で貫いた内容の様な事を
俺は、平然とこなして来ている。
認めざるを得ないサディスト
なんだろう。

この歳になる今までに、女性に対して、
彼女に対して、
そんな女体を傷付けたい、虐めたい等の
欲望を抱いた事は一度もなかった。
SMの雑誌や写真、その類いの官能小説
も目にする機会は多々あったが、
それは単純にエロい女体や文章に
食い付いただけの性欲であって、
加虐に対する興奮ではなかった。

俺は何故、彼女だけに、こんなにも
惨たらしい、残虐な行為が出来る様に
なってしまったのだろうか。
懇願されただけの理由では、
自分自身を納得させられはしない
もどかしさがある。
残忍な行為を彼女には出来る。
しかも、その行為で苦しむ彼女の姿や
声に性的興奮をする自分がいる不思議さ。
客観的に観て自分自身が納得が
いかないのだ。
納得出来ないのではなく、
自分が怖いし、理解できなくて嫌だ。

俺は彼女と付き合っている限り、
その答えを見付ける事が出来ない様な
気がしてならないのだ。