toshimichanの日記

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2021-01-01から1年間の記事一覧

残念だよ

何も起こらなかった。 そこからは、何も始まらなかったし、 何も生まれなかった。 幾つもの夜に数百に及ぶ DMを送り合い文字で語り合った。 最初、俺はただ彼女を励ましたかっただけだったんだ。 お互いに、得体の知れない者同士が、このnoteで他愛のない感…

一昼夜の情事

黒すぎる藍色が、次第にブルーグレーに侵食されて行く空を二人で眺めていた。 夜明け前と言う名の、時計を見たくない時間帯に、俺の一物は彼女の体内でかろうじて息づいていた。 美し過ぎるパノラマ映像が、朝の始まりではない夜の終わり様と、まだ物足りな…

汚れた栞

汚れてしまった栞を 挟んだページに綴られた 憂鬱と不安 行く先を 見付けなければならない 真っ白なページには ペン先を向けられず 落書きすら出来なかった あいつらはみんな ここに何かを見付けて 思い描くビジョンが あるのだろうか 俺だけが 取り残された…

卑怯者

そう、シックな落ち着きのあるダークブラウンのロングドレスが似合いそうな、綺麗な女性だったんだ。 でも、もしかしたら、 やっぱり、彼女も普通?ではなかったのかも知れない。 別に俺に取って普通かどうかなんて、そんな事はどうでも良かったんだ。 だっ…

潰えた思い。

こうなるべきだと、ずっと以前から考えていた。 そう、どう見ても俺には似つかわしくない相手だったから。 「愛人」と言うよりも、世間的には寧ろ親娘のように見えていたんだと思う。 なので、街中を歩いている時に手を繋いでいる事が妙に不自然に感じていた…

健康診断

実は、今月の7日から明日22日までの16日間、会社を休んでました。 お盆休みにワクチン注射休暇に健康診断と持病の定期通院を連続でくっ付けたらば、なんと16日間もの夏休みが成立しちゃったんですね。 でも、災害が起きる様な嫌な雨続きに加えてこの…

なげぇ~よ。

自分以外の男の性欲がどんな感じで、どんだけ強いのか、どれだけ女を求めているのかは分からないんだけど、 事、俺に関しての性欲の強さ?ってのは、強さって意味では決して強くないんだと思うんだ。 俺の場合は多分、今までに付き合って来た女性の性欲が強…

斬文 4

貴女のため息が いつしか銀色の雲になり、 この澄んだ夜空の あの綺麗な月を滲ませる。 うつ向いて前髪に隠された瞳が、 膝の上で絡めた二人の指先を見てる。 その横顔に月明かりが 翳り出すのが辛かった。 さっきまで、 あんなに綺麗だった下弦の月を 隠せ…

斬文(危) 3

ベッドで膝を交えて見詰め合っていた。 彼女の視線には、 何の迷いも躊躇いも感じられなかった。 純粋に、真っ直ぐに俺の眼を見詰めて、 迷いのない願いを訴えていた。 「こんな歳になってから、 こんな女にされちゃうなんて、 思ってもみなかったよ。」 見…

斬文 2

こんな男になりたかった訳ではない。 さりとて、大きな岐路に立たされて迷った覚えもない。 選ぶして選んだ道を辿って歩いて来たら、こんな男に成り下がってしまっていた。 何処でどんな選択を大きく間違った訳でもなく、幾つもの小さな岐路をほんの少しずつ…

斬文 1

知らなかった。 分かっていなかった。 そして、少し驚いていた。 私の知らない、 私が、 貴方の中にいた。 どんな風に私は変わるんだろう。 そうじゃない。 どんな自分が、 現れるて来るんだろうか。 どんな自分に、 なってしまうのだろうか。 貴方の色に染…

そんな理由で、

掛ける言葉を失った、 風を孕んだ髪が舞い上がり チラ見した横顔。 強がる事も出来きなくなって 表情を失った彼女が 大丈夫な分けないのを 俺は良く知ってる。 だからと言って、 選び切れずに呑み込んだ 幾つかの言葉の候補を 手探りで探しても 喉の奥 胃が…

雷鳴

部屋の窓から落雷を眺めていた。 時々、テレビのニュース画像で観る稲妻とは違って、目の前に広がる実際のパノラマ映像は、一瞬の、しかも何処に落ちるのか予測の着かない唐突な自然現象でしかなかった。 遥か遠くに見えている稲妻は、正に対岸の火事の様で…

断った。

「ありがとう。でも、ごめん。」応え方としては、最低最悪でなんの捻りもなければ、気遣いもない。 全くもって、自分の気持ちを素直に晒け出してしまっている無味無臭の無感動な応え方だった。 これでは、相手に対して興味がないのを表現してしまっただけで…

寂寥【せきりょう】の意味。

思い出に振り回されて、今の俺は上手く生きられていない。 きっと、彼女も今頃はそんな状態に陥ってるのかも知れないな。 なんて、思ったのは、そうあって欲しいと願う俺の薄汚いプライドの捻れた醜さなのだろうか。 同じ様に落ち込んでいて欲しくて、自分が…

アーカイブ

自己同一性の維持が思考力の低下で困窮して混沌としている。 そもそも物事は一度忘れてしまわなければ、思い出すと言うコンテンツにはたどり着かないんだ。 「彼女と出逢う前の俺。」 何もなかった分けではない筈なんだけど、彼女への感情が誕生する以前の記…

かさぶた

かさぶたになり掛けの半乾きの傷口。 濃紫色の荒廃したハート型双曲線の先端がボロボロと剥がれ落ちても痛みすら感じやしなかった。 目の前を日常が平然と過ぎ去って、何時もの暮らしに呆然と乗って、 巻き起こした事件から遠ざかっていたんだ。 何かが足ら…

痛ってぇ~わ。

蒼く冷たい涙を貴方に送ります。これは、哀しみを表す標ではありません。これは、淋しさで流れる涙ではありません。これは、私の中に常にあった覚悟が訪れてしまった涙なんです。 悲しみではありません。ただただ、悔しいのです。こうなる事を知っていながら…

残忍なのかな?

何処にスイッチがあるのかは、俺には分からない。ただ、入り口の心当たりはある。セックスの時の彼女の逝き様が深く長がめに続く様な時に、スイッチが入り易い様な気がする。特にディルドーやデンマを使い膣内、特に子宮を突き上げながら、クリに刺激を与え…

口の中で

柔らかく暖かい温もりが先っぽを包み込んでくれた。上目遣いの眼差しがいたずらっぽく微笑んだ途端に、唇が根元にまで達してつむじが揺れ動く。 テレビの字幕が追えなくなって、楽しみにしていた折角の洋画の内容が頭に入って来なくなってしまった。この最初…

理性を振り下ろす

優しさと理性を粉々に打ち砕く、美しく乱れる肢体。 妖艶に悩ましくイキ狂う痙攣の嵐。 激痛にもがいているのか、快楽に酔いしれているのか、もはや俺にはどうでも良い。 俺の使い馴れた躰が、 ただひたすらに、壊したい傷付けたい。 そうする事で、何処かに…

エス的な苦悩

昂ってしまっている俺の彼女の性欲を修めるのは、並大抵の仕事では済まない。 市販されているAV等で観る、和物のシットリとした縄や鞭。女優に配慮された手加減が伺えるSMとは違う、海外の情け容赦のない、ガチで痛め付ける残虐な拷問に苦しみ悶える金髪美女…

エム的な欲望

足元に彼女の裸体がだらしなく転がっている。仰向けで、髪は顔を全て覆い隠す様に乱れ散らばり、激しい呼吸に合わせて揺れ動いている。両手は力無く頭の上の方へと上げている。デカイおっぱいは、正体なく両脇に開いて流れ垂れ、あちらこちらにくっきりとし…

忘れさせて上げる

誰を思い出してるの? 窓硝子に映る背後の笑顔。腰に廻される手、肩に乗る顎。 誤魔化さないで。 応えてもいいんだけれど、どうせ見透かされてるんだから、男らしく強がらせてよ。 二人の顔が並んで映る。夜景の向こうにそびえるスカイツリー 忘れなくてもい…

海外物

ネットが普及して、海外の過激で猟奇的なSM物が簡単に視る事が出来る様になって、おっぱいを串刺しにしたり、五寸釘で柱に釘着けにしたりとかなり拷問の様な恐ろしいプレーを二人で視てると、俺的には余り性的な興味は湧いて来ないんだけど、どうにもMっ気の…

笑い涙

笑い涙。何にそんなに壺ったのか、畳の上をケラケラ、ワハハと笑い転げてる。苦しそうにお腹を押さえ俺を指差し真っ赤な顔で大爆笑。なんだよ、おい、肩を抱き上げ尋ねても乱れ髪の中はくしゃくしゃな笑い顔で涙まで流してる。おいおい、俺の手で、どうして…

モデルの誘惑

真っ白なブラウスにふわりとした、長いフレアースカートを履いて、なぜにテレビの前に立ちはだかる?どけっ!見えない!指先で少しずつ、スカートを摘まみ上げて、横を向く。テレビの音が空しく流れる前で、始まった、俺への挑発。膝が見え、太股が見えて来…

指の意思

いったい、なんの主張なのかな?時々するよね、俺の指を舐めるの。手は汚れてるから止めなさいって何度も言ってるよね?別に味なんかしないでしょ?何が目的?自分の指じゃどうしてダメなのさ。向き合って、腕を上げて、見詰め合ちゃって、動けないのって、…

カミさんの、

ひでぇーっ。おちんちんが水脹れだよ。茎の所がブヨブヨ亀はまだ赤紫色パンツに擦れて痛いよ。圧迫されるGパンが履けないしおしっこなんて鈴口が腫れてるから上と下に細いのが二本になって出るし、痛いし。どうすんだよ、これ!たまにやられんだよな四ー五時…

拳の愛 2

「膣が熱く擦れ、激しく子宮を突き上げられて、もうぼろぼろで意識が薄れてきてる。みさとのグーパンチで子宮を何度も殴られ続けて体ごとベッドの上に押し上げられてる。頭が壁につっかえてしまって、もうこれ以上は上には行かれない。ぬちゃっぬちゃっと鈍い…