toshimichanの日記

ブログの保管所

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

寂寥【せきりょう】の意味。

思い出に振り回されて、今の俺は上手く生きられていない。 きっと、彼女も今頃はそんな状態に陥ってるのかも知れないな。 なんて、思ったのは、そうあって欲しいと願う俺の薄汚いプライドの捻れた醜さなのだろうか。 同じ様に落ち込んでいて欲しくて、自分が…

アーカイブ

自己同一性の維持が思考力の低下で困窮して混沌としている。 そもそも物事は一度忘れてしまわなければ、思い出すと言うコンテンツにはたどり着かないんだ。 「彼女と出逢う前の俺。」 何もなかった分けではない筈なんだけど、彼女への感情が誕生する以前の記…

かさぶた

かさぶたになり掛けの半乾きの傷口。 濃紫色の荒廃したハート型双曲線の先端がボロボロと剥がれ落ちても痛みすら感じやしなかった。 目の前を日常が平然と過ぎ去って、何時もの暮らしに呆然と乗って、 巻き起こした事件から遠ざかっていたんだ。 何かが足ら…

痛ってぇ~わ。

蒼く冷たい涙を貴方に送ります。これは、哀しみを表す標ではありません。これは、淋しさで流れる涙ではありません。これは、私の中に常にあった覚悟が訪れてしまった涙なんです。 悲しみではありません。ただただ、悔しいのです。こうなる事を知っていながら…

残忍なのかな?

何処にスイッチがあるのかは、俺には分からない。ただ、入り口の心当たりはある。セックスの時の彼女の逝き様が深く長がめに続く様な時に、スイッチが入り易い様な気がする。特にディルドーやデンマを使い膣内、特に子宮を突き上げながら、クリに刺激を与え…

口の中で

柔らかく暖かい温もりが先っぽを包み込んでくれた。上目遣いの眼差しがいたずらっぽく微笑んだ途端に、唇が根元にまで達してつむじが揺れ動く。 テレビの字幕が追えなくなって、楽しみにしていた折角の洋画の内容が頭に入って来なくなってしまった。この最初…

理性を振り下ろす

優しさと理性を粉々に打ち砕く、美しく乱れる肢体。 妖艶に悩ましくイキ狂う痙攣の嵐。 激痛にもがいているのか、快楽に酔いしれているのか、もはや俺にはどうでも良い。 俺の使い馴れた躰が、 ただひたすらに、壊したい傷付けたい。 そうする事で、何処かに…

エス的な苦悩

昂ってしまっている俺の彼女の性欲を修めるのは、並大抵の仕事では済まない。 市販されているAV等で観る、和物のシットリとした縄や鞭。女優に配慮された手加減が伺えるSMとは違う、海外の情け容赦のない、ガチで痛め付ける残虐な拷問に苦しみ悶える金髪美女…

エム的な欲望

足元に彼女の裸体がだらしなく転がっている。仰向けで、髪は顔を全て覆い隠す様に乱れ散らばり、激しい呼吸に合わせて揺れ動いている。両手は力無く頭の上の方へと上げている。デカイおっぱいは、正体なく両脇に開いて流れ垂れ、あちらこちらにくっきりとし…

忘れさせて上げる

誰を思い出してるの? 窓硝子に映る背後の笑顔。腰に廻される手、肩に乗る顎。 誤魔化さないで。 応えてもいいんだけれど、どうせ見透かされてるんだから、男らしく強がらせてよ。 二人の顔が並んで映る。夜景の向こうにそびえるスカイツリー 忘れなくてもい…

海外物

ネットが普及して、海外の過激で猟奇的なSM物が簡単に視る事が出来る様になって、おっぱいを串刺しにしたり、五寸釘で柱に釘着けにしたりとかなり拷問の様な恐ろしいプレーを二人で視てると、俺的には余り性的な興味は湧いて来ないんだけど、どうにもMっ気の…

笑い涙

笑い涙。何にそんなに壺ったのか、畳の上をケラケラ、ワハハと笑い転げてる。苦しそうにお腹を押さえ俺を指差し真っ赤な顔で大爆笑。なんだよ、おい、肩を抱き上げ尋ねても乱れ髪の中はくしゃくしゃな笑い顔で涙まで流してる。おいおい、俺の手で、どうして…

モデルの誘惑

真っ白なブラウスにふわりとした、長いフレアースカートを履いて、なぜにテレビの前に立ちはだかる?どけっ!見えない!指先で少しずつ、スカートを摘まみ上げて、横を向く。テレビの音が空しく流れる前で、始まった、俺への挑発。膝が見え、太股が見えて来…

指の意思

いったい、なんの主張なのかな?時々するよね、俺の指を舐めるの。手は汚れてるから止めなさいって何度も言ってるよね?別に味なんかしないでしょ?何が目的?自分の指じゃどうしてダメなのさ。向き合って、腕を上げて、見詰め合ちゃって、動けないのって、…

カミさんの、

ひでぇーっ。おちんちんが水脹れだよ。茎の所がブヨブヨ亀はまだ赤紫色パンツに擦れて痛いよ。圧迫されるGパンが履けないしおしっこなんて鈴口が腫れてるから上と下に細いのが二本になって出るし、痛いし。どうすんだよ、これ!たまにやられんだよな四ー五時…

拳の愛 2

「膣が熱く擦れ、激しく子宮を突き上げられて、もうぼろぼろで意識が薄れてきてる。みさとのグーパンチで子宮を何度も殴られ続けて体ごとベッドの上に押し上げられてる。頭が壁につっかえてしまって、もうこれ以上は上には行かれない。ぬちゃっぬちゃっと鈍い…

拳の愛 1

右手にしっかりと絡み着く袋状の肉指先の動きを拒むかの様に締め付けてくる。突き当たりには、プルンとした突起が侵入を防ごうとして押し潰されている。フィスト。文字通り、拳による愛撫。と言うにはかなり乱暴な仕打ちなのかも知れない。しかし、拳は中を…

串の輝き 3

先端が乳線のシコリに達した様だった。串を押すとシコリを抑えている指先にシンクロする動きが伝わって来る。と同時に、その動きに敏感に反応して彼女の表情が歪むのだった。 触り慣れた柔らかい彼女の乳房に、俺の左手の五本指が、力任せにめり込んでいる。…

串の輝き 2

真っ白な夢の中にいる。意識があるのかな、わたし?えも言われぬ温かさが全身を包み込んでふんわりと宙を漂って、とても気持ちが良いなぁ。もしも、夢だったらこのままずっと目覚めたくないな。 乱れた髪を僅かに左右に揺れ動かし、口角の上がった幸せそうな…

串の輝き 1

先日のデートの途中に、何気なく立ち寄ったアウトドアーショップで、どこからか見付けて来たのか、彼女がバーベキュー用の串を持って、にこにことしがら俺の元に戻って来たのだった。「ねえねえ、これこれ」嬉しそうな笑顔だった。俺は、まさかマンションの…

導かれた場所

あっ、来るな。 そのタイミングは、視線を合わせた瞬間に分かるんだ。 髪を乾かし終えたばかりの彼女が、仄かに甘い花の香りを漂わせながら、なんの躊躇いもなく当たり前の様に。ごく自然に視界から消えて行く。 まるで乳飲み子が、おっぱいを求めるかの如く…

抱きてぇ~

こんな事を書いてしまうと、痴漢や暴漢の類いなんじゃないかと疑われそうな気がするけど、、、 そんな事はしませんよ、なんせ俺は小心者ですから。 世間の隅っこでチマチマ生きているちっちゃなゴミ虫なんですからね。 なんの係わりのない他人に対して何かの…

負けてるよ

あなたが好き。 私のこの気持ちは誰にも負けないよ。 その気持ちを比較する相手を誰も知らないからこそ、彼女はその言葉を真っ直ぐに俺に投げつけられたんだと思った。 一時の一途な感情から言えた言葉なのだろうとその時の俺は深く考えずに受け止めていたん…

スイッチ

虐めてるのに、なぜ? 苦痛に歪んだ眉間や目元から、 ある時を堺にふと力が抜けて、 普段には絶対に見せない 穏やかに酔いしれた眼差しになる。 その時の眼差しと、 その醸し出す雰囲気、色香が、 俺の心にザックリと 刺さってしまって、 愛おしくて堪らなく…

丑三つ時

午前2時過ぎ、 静かな部屋の中で、 枕の呟きを聞きながら 私はいつになったら 眠れるのだろう なんて考えてる。 いつもなら、 私が布団を独り占めしてないか 気を使いながら、 眠っている時間帯なんだろうな。 本当に気を使ってるんだからね。 だけど睡魔に…

立ち枯れ紫陽花

いくらどんなに考えてもこたえなんてものは何処にもありはしなかったし、誰も教えてくれなかった。 それでも、そのこたえを知りたくて、理解をしたくて、納得したくて、更には自分の物にしたくてもがきながら探し回っていたんだ。 今年もまた紫陽花の花が咲…

砂を噛む

今頃は何をしているんだろう。 その暮しぶりを知り尽くしていると、 この日のこの時間には、 何をしているのかが、 手に取る様に想像できてしまう。 けど、 それは僕と暮らしていた頃の 僕の為の君のだったんだよね。 脱け殻になったあのリビングで、 向かい…

俺はただ、、、

最初の頃は彼女も、俺に家族がいると言う事に後ろめたさを感じていたのだろう。 会社帰りに、週に1~2回程度、3~4時間の時間を割いて、当時の彼女のアパートにまで足を運び食事に誘い出していた。 そうでもしなければ当時の彼女の生活の中には、部屋か…

屍に立つ

静かな哀しみに縛られて、 身動きが出来ずに 吐き気を堪えている。 忘れるのではなく、 思い出の全てを受け入れて、 繰り返しトレースして、 哀しみ尽くす。 泣いて、泣いて、泣いて。 心が、涙が、時が、 枯れ果てるまで うずくまり吐き散らかして また泣い…

そこにいた、あゆみん

仏壇に上げたお線香の灰が、 くるんと丸まりながら、 燃え繋いでいる。 それは仏様が喜んでいる 記しだと、 何処かで聞いた覚えがある。 遙々と遠い港街の外れまで 長い時間を掛けて 始めて訪れてみた。 あれから三年。 忘れる事も出来ず、 亡くなった事実か…